住まいのコラム

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Vol:25

マンション購入後に必要な税金。

マンションを購入する際の税金を整理したスミカ。
続いては、マンション購入後に必要となる税金を整理することに。

  • 登場人物紹介
    • 佐賀スミカ

      外資系に勤務するアラフォーOL。最近、周囲の女性がマンションを購入し、分譲マンションが気になり始める。

      家森マモル

      「住まいの情報館」館長。
      住まいを探す全ての人の安全・安心の相談パートナーを目指す。

      倉下アン

      転職したてのアラサー社員。不動産業界は初めてで、知識はまだまだだが、情熱は誰よりも熱い。

家森マモル
マンションに住み始めてからは固定資産税都市計画税という2つの税金が必要になります。
佐賀スミカ
そうなのよね。賃貸だと必要ないのにね。
そもそも、この税金は何に使われるのかしら?
家森マモル
そうですね。
まずは固定資産税と都市計画税が何に使われる税金なのかを整理しましょう。
佐賀スミカ
よろしくお願いします!
家森マモル
ひとつめは、固定資産税ですね。
こちらについては、土地と家屋には必ずかかる税金です。
佐賀スミカ
賃貸の場合は所有者がまとめて払っているのよね。
家森マモル
その通りです。
なぜ必ずかかるかと言いますと、土地や家屋がある場所には必ず道路や水道などのインフラを整える必要が生じます。
そうしてインフラを整備するための予算として徴収されるのが固定資産税です。
佐賀スミカ
へー、そうなんだ。
でも、それって都市計画税とどう違うのかしら?
名前だけ聞くと、都市計画税がインフラに使われそうな気がするけど。
家森マモル
都市計画税というのは、インフラ整備ではなく都市整備に割り当てるお金となります。
つまり、公園であったり、街路であったり、都市としての機能を満たす地域をつくるための費用です。
佐賀さまは用途地域という言葉はご存知ですか?
佐賀スミカ
第一種住居地域とかのことですよね?
家森マモル
そうです。都市計画税というのは、こうした用途地域が定められた市街化区域にある土地・家屋にだけかかる税金です。
ちなみに東京23区内であれば、土地はほぼ市街化区域にあたりますので、必ず必要になります。
佐賀スミカ
そうよね。いろいろマンションを調べたけど、用途地域が書かれていないマンションはなかった気がする。
家森マモル
市街化区域でない場所は市街化調整区域と呼ばれていますが、意味合いとしては、市街化を抑制する地域となります。
たとえば、農業や林業を営む人以外は新築住宅を建築してはいけないなどの規制があります。
倉下アン
実は、私の実家は農村なので、市街化調整区域です。
だから、なかなか新しい家が建たないんですよ。
佐賀スミカ
アンちゃんの実家は農業をしているんだ。意外。
何をつくっているの?
倉下アン
実家は、そんなに大規模ではないんです。兼業農家で、お米をつくっています。
家森マモル
では、固定資産税と都市計画税を整理していきましょうか。
佐賀スミカ
また脱線するところだったわね(笑)。
家森マモル
では一つめは「固定資産税」です。

  固定資産税評価額×1.4%=固定資産税

  非常にシンプルな式になっていますが、マンション購入の場合は特例で減税措置があります。
一般的な新築マンションであれば5年間にわたり、固定資産税が半額になります。

佐賀スミカ
ほんとにシンプルな計算式ね。
家森マモル
ただ、固定資産税については、年数を経過するごとに土地も建物も価値が変わっていきますので、3年に一度、評価替えが実施され、税額が変更されます。
佐賀スミカ
そうなんだ。
家森マモル
つづいて、都市計画税について整理しましょう。
こちらも非常にシンプルな計算式です。

  固定資産税評価額×0.3%=都市計画税

  都市計画税は0.3%を制限税率にしています。23区内は0.3%ですが、他の市町村では0.2%台の自治体もあります。
また、この都市計画税については、一般的なマンションに該当する軽減措置は今のところありません。
佐賀スミカ
なるほど、こちらもシンプルな計算式ね。
家森マモル
意外と難しくないと思っておいていただくといいと思います。
やはり、難しい、面倒だ、というイメージですと、なかなか計算する気が起きないものですから。
佐賀スミカ
なんだか、私もかなりマンションに詳しくなってきた気がするわね。
そろそろ、はっきりと目星をつけようかしら。
一度、じっくり考えて、また相談に来てもいい?
家森マモル
もちろんです。いつでもお待ちしております。
佐賀スミカ
じゃあ、物件のことやお金のことを一度じっくり整理して、買いたい物件を決めてきます。もしかしたら一つには絞れないかもしれないけど(笑)
家森マモル
佐賀さまのお選びになる物件を楽しみにお待ちしています。
佐賀スミカ
では、また来ます。今日もありがとうございました。
家森マモル
こちらこそ、ありがとうございました。
倉下アン
ありがとうございました。お気をつけてお帰りください。
またのお越しをお待ちしています。

いよいよマンションを絞り込む決意を固めたスミカ。
はたしてどんな物件を選ぶのか。
to be continued…

家森館長のワンポイント!
知っておきたい用途地域

マンションをご検討されている方なら、一度は用途地域という言葉を目にされたことがあると思います。この用途地域とは、市街化区域をどのような街にしていくかを定めたものと言えます。

たとえば、「第一種低層住居専用地域」という用途地域では、高層建築物はもちろん、大規模スーパーなども建築することは許可されていません。
この用途地域を知ることで、マンションの周りがどのようになっていくか、5年後10年後の予測をたてることが可能になります。

国土交通省のホームページで用途地域の概略を確認できますので、マンションを検討する際には、一度ご確認することをお勧めします。

また、こちらのページからは、用途地域を地図上で確認できますので、本格的に購入を検討される際、周辺環境の将来予測に役立てることが出来ます。

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