便利さだけでは決めてはいけない?
通勤時間や、周辺環境の便利さといったスペックだけではなく、
個人的な趣味や嗜好も失敗しない住まい選びには重要になります。
たとえば、通勤時間も理想的で、駅前に便利なお店が揃っている、それだけで誰しもが満足して暮らせるわけではありません。
たとえばミライさんのようにジョギングを日課にしている人の場合は、大きな公園が身近にあったり、
気持ちのいいランニングコースがある街の方が、毎日を断然楽しく過ごせるはずです。
休日もお気に入りのカフェで仕事や調べ物をしたいという方の場合は、どんなカフェが近くにあるかということも、住まいを選ぶ際の大切な尺度になります。
利便性・合理性で候補を絞り、最終的には利便性や合理性だけではない、いわば個人の幸福度という尺度で
街を選ぶと、理想的な暮らしを実現しやすくなるでしょう。
他に街を選ぶいい視点はありますか?
たとえば、実際に若い女性が多く住んでいる街という視点も
面白いかもしれません。
※トータルブレイン調べ(2015年11月発表)
※2010年度の国勢調査を基に、駅を中心に半径1kmの範囲の町丁目を対象に算出
たとえば、ミライさんのように流行に敏感でいた方がいい職業の方に人気の高い、城南エリアで若い女性に人気の街というとどんな街が思い浮かぶでしょう?
自由が丘、中目黒、二子玉川、目黒などなど、そうそうたる街が城南エリアにはひしめいています。
いずれも人気の高そうな街ばかりです。
しかし、実際に20代30代女性が多く住んでいる街はどうでしょう。
国勢調査をもとに、20代30代女性の比率が高い街をランキングすると、三軒茶屋、東松原、駒沢大学、下北沢、梅ヶ丘と並びます。
人気の街もありますが、結構意外な街もランクインしてきます。
こうした街は、若い女性が住みやすい環境になっていきますし、若い女性をターゲットとしたお店や施設も充実していく傾向にあります。
分譲マンションを購入して住む街は長い付き合いになりますから、いろいろな角度の視点から環境を考えたほうがいいと思います。
他にも、ご友人が近くに住んでいるということも心強いですし、好きなお出かけ先へのアクセスの良さという視点を持ってもいいかもしれません。