海外FXのスプレッドは、あなたが利用する海外FX会社や口座開設をする口座タイプによって大きく差があります。
投資で大切なことは「取引コストを抑えて無駄を徹底して無くすこと」ですが、
海外FX会社と口座タイプを組み合わせると、その数は膨大になるため調査するのは骨が折れる作業でしょう。
そこで海外FX大学が海外FXのスプレッドを18社で比較し、スプレッドと取引手数料を加味したうえで、コストが最安の海外FX会社をランキング付けしました。
現役トレーダー
実際に利用して取引コストの安さを体感出来た!
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---|---|---|
・往復手数料が無料 ・ボーナスも貰える |
・ロスカット水準が0% ・老舗の海外FX会社 |
・約定率は99.99% ・スキャルピングに最適 |
合計取引手数料73〜140円 | ||
最終更新日:
目次
海外FXスプレッド比較一覧表!海外FX18業者を徹底比較!
海外FXのスプレッドの比較一覧を見る前に確認ですが、口座の種類には大きく分けて次の2種類があります。
- STP口座(スタンダード口座)
- ECN口座
STP(スタンダード)口座:トレーダーが金融機関(インターバンク市場)と直接取引をする、手数料が無料の口座
ECN口座:買い手と売り手の提示価格が一致したときにはじめて注文が成立する手数料が有料の口座。ボーナスがない場合がほとんど。
ECN口座は、日本の株式取引のように、全投資家が参加する電子取引所にアクセスして、売買するイメージです。
STP口座は手数料は無料ですが、スプレッドがFX業者の利益になるので、トレーダーのトータルコストはECN口座の方が安くなるのが一般的です。
投資家Aさん
現役トレーダー
では、STP口座とECN口座ごとに、各海外FX業者のスプレッドを比較してみましょう。
海外FX一般向け口座(STP口座)のスプレッド比較表
海外FX業者のSTP口座のスプレッドを比較してみましょう。
※海外FXのスプレッドは、変動制を採用しているので平均値で見ていきます。
海外FX 業者名 |
USD /JPY |
EUR /JPY |
GBP /USD |
口座 タイプ |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() GEMFOREX |
〇1.6~1.8pips | 〇1.5~1.7pips | 〇1.9~2.0pips | オールインワン口座 |
![]() ![]() iFOREX |
◎0.7~0.9pips | ◎0.9~1.2pips | ◎1.1~1.5pips | エリート口座 |
![]() AXIORY |
◎1.2~1.3pips | ◎1.2~1.5pips | ◎1.4~1.6pips | スタンダード 口座 |
![]() TitanFX |
◎1.1~1.2pips | ◎1.2~1.5pips | ◎1.6~1.8pips | スタンダード 口座 |
![]() Tradeview |
△1.8~2.0pips | △2.2~2.4pips | 〇2.6~2.8pips | MT4 X Leverage口座 |
![]() BigBoss |
〇1.4~1.5pips | 〇1.4~2.5pips | 〇1.4~2.1pips | スタンダード 口座 |
![]() LAND-FX |
◎0.8~1.2pips | 〇1.4~1.9pips | 〇2.0~2.1pips | LIVE口座 |
![]() HotForex |
〇1.6~1.7pips | 〇1.4~1.6pips | 〇2.8~2.9pips | プレミアム口座 |
![]() XMTrading |
〇1.5~1.8pips | △2.0~2.4pips | △3.5~3.7pips | スタンダード 口座 |
![]() IS6FX |
〇1.6~1.7pips | △2.3~2.5pips | △3.1~3.5pips | スタンダード 口座 |
海外FX業者のSTP口座のスプレッドは見ての通り広めです。スプレッド重視であれば次で比較するECN口座がおすすめです。
ただ、STP口座はECN口座よりもレバレッジが高く、ボーナスも豊富な場合が多いので資金力の少ない初心者におすすめです。
投資家Aさん
現役トレーダー
海外FX中上級者向け口座(ECN口座)のスプレッド比較表
海外FX業者のECN口座のスプレッドを比較してみましょう。
海外FX 業者名 |
USD /JPY |
EUR /JPY |
GBP /USD |
口座 タイプ |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() XMTrading |
◎0.1~0.6pips | ◎0.1~0.7pips | ◎0.6~1.3pips | XMZero 口座 |
![]() AXIORY |
◎0.1~0.7pips | 〇0.2~0.9pips | ◎1.0 | ナノスプレッド 口座 |
![]() GEMFOREX |
〇0.3pips | ◎1.0pips | 〇1.3pips | ノースプレッド 口座 |
![]() TitanFX |
◎0.0~0.6pips | 〇0.2~1.0pips | 〇1.27~1.3pips | ブレード口座 |
![]() Tradeview |
◎0.1~0.4pips | 〇0.3~0.8pips | ◎0.7~0.8pips | MT4 ICL 口座 |
![]() HotForex |
〇0.3~1.0pips | ◎0.1~0.6pips | ◎0.6~1.2pips | ZERO口座 |
![]() LAND-FX |
〇0.3~0.59pips | △0.8~1.5pips | ◎0.8~1.6pips | ECN口座 |
![]() IS6FX |
〇0.6~0.8pips | 〇1.1pips | △1.5pips | プロ口座 |
ECN口座は見ての通りスプレッドがSTP口座よりも狭くなっています。
スプレッド重視の方や、極端なハイレバを求めない資金力のある上級者の方にはとてもおすすめの口座です。
現役トレーダー
海外FXのスプレッドを比較する際の注意点
海外FXのスプレッドを比較する際に注意しなくてはいけない点は次です。
スプレッドだけで海外FX業者を決めるのは危険
スプレッドだけで海外FXの取引業者を決めるのはおすすめできません。
投資家Sさん
現役トレーダー
例えば、後述しますが、NDD方式と謳っているのに実際はDD方式なのでスプレッドを狭くできている業者も存在します。
また、ロスカット水準が100%の業者は原資が少ないとすぐに強制決済が走ったりするのでロスカット水準20%や0%の業者よりも注意が必要になります。
現役トレーダー
FP飯田さん
トータルのスペックで海外FX業者を比較した記事は以下です。
海外FXスプレッド最狭ランキングTOP10
海外FXのスプレッドを比較し、スプレッド最狭ランキングを作成しました。
海外FXスプレッド最狭ランキング第1位GEMFOREX
口座タイプ | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 1.4pips | 0.3pips |
EUR/USD平均スプレッド | 1.4pips | 0.3pips |
GBP/USD平均スプレッド | 2.0pips | 0.8pips |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.5pips | 0.5pips |
ボーナス | 有り | なし |
最低入金額 | 100円 | 30万円 |
GEMFOREXのスプレッドはどの通貨ペアも平均的で、突出してスプレッドが狭い業者というわけではありません。
しかし、GEMFOREXは「最大レバレッジが1000倍・口座開設2万円ボーナス・入金ボーナス最大1000%」とスプレッド以外でコストを抑えることが出来る業者です。
低コストでFXの取引が出来るため、海外FX初心者が口座開設をしたいNo.1の業者です。
現役トレーダー
GEMFOREXでは、プロトレーダーと同じポジションが持てる「ミラートレード」も利用できます。
GEMFOREXのミラートレードは「スマホだけで簡単に運用出来る」ので海外FX初心者にも人気です。
FXを勉強しつつ、自分に合うストラテジーを見つけていきましょう。
FXで勝てるようになるためにも、「なぜそこでポジションを持ったのか?」「なぜそこでポジションを決済したのか」と仮説を立てながらミラートレードを試すことが大切です。
ミラートレードに頼りきってしまうと、FXの知識もつきませんし、ミラートレードの「良し悪し」の判断が
出来なくなるため注意が必要です。
海外FXに慣れてきて、スキャルピングやEAを活用したトレードをしたいという方は、
GEMFOREXのノースプレッド口座を開設しましょう。
ノースプレッド口座はスプレッドの変動幅が狭く、1日を通じて安定しています。
取引手数料も無料のため、コストを抑えて安定した取引が出来ます。
- EAを用いて、自動売買をしたい人
- 短期スキャルピングをしたい人
- デイトレードで取引回数が多い人
FP飯田さん
海外FXスプレッド最狭ランキング第2位iFOREX
口座タイプ | エリート口座 | |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 0.90pips | |
EUR/USD平均スプレッド | 0.90pips | |
GBP/USD平均スプレッド | 1.50pips | |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.20pips | |
ボーナス | 有り | |
最低入金額 | 10,000円 |
iFOREXの大きな特徴はロスカット水準が0%という点でしょう。
証拠金ギリギリまでポジションを保有できるため、ハイレバレッジを活かしたダイナミックなトレードが可能です。
iFOREXで最もスプレッドが狭い通貨ペアは米ドル円とユーロドルで0.9pipsとなっています。
海外FXスプレッド最狭ランキング第3位AXIORY
口座タイプ | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 0.83pips | 0.2pips |
EUR/USD平均スプレッド | 0.69pips | 0.12pips |
GBP/USD平均スプレッド | 1.6pips | 0.7pips |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.01pips | 0.33pips |
ボーナス | 有り | |
最低入金額 | 1100円 |
AXIORYは信頼性の高さとスプレッドの狭さ、約定力の高さがウリの海外FX業者です。レバレッジも400倍とハイレバレッジで取引でき、ロスカット水準も20%以下です。
日本語サポートも強いので、安心して取引ができるというのも魅力です。
海外FXスプレッド最狭ランキング第4位TitanFX
口座タイプ | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 1.2pips | 0.3pips |
EUR/USD平均スプレッド | 1.1pips | 0.1pips |
GBP/USD平均スプレッド | 1.6pips | 0.7pips |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.5pips | 0.3pips |
ボーナス | なし | なし |
最低入金額 | 初回2万円、2回目以降1円~ | 初回2万円、2回目以降1円~ |
TitanFXは狭いスプレッドでレバレッジも500倍まで効かせることができるのが魅力の海外FX業者です。
ロスカット水準も20%以下で、取引通貨枚数や入金額も少なくて良いので、少ない資金でも効率的にトレードすることができます。
海外FXスプレッド最狭ランキング第5位Tradeview
口座タイプ | MT4 X Leverage口座 | ILC口座 |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 1.9pips | 0.2pips |
EUR/USD平均スプレッド | 1.7pips | 0.2pips |
GBP/USD平均スプレッド | 2.0pips | 0.5pips |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.9pips | 0.4pips |
ボーナス | なし | なし |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 |
TradeViewは海外FX業界でもトップのスプレッドの狭さを誇ります。約定スピードも優秀でスリッページも起こりにくいのが魅力です。
日本語サポートも充実しており、運営歴も16年と長期間でトラブルもなく信頼性の高いFX業者です。ロスカット水準が高いですが、それ以外のメリットが多いので利用価値の高い海外FX業者のひとつと判断できます。
海外FXスプレッド最狭ランキング第6位HotForex
口座タイプ | プレミアム口座 | ゼロスプレッド口座 |
---|---|---|
USD/JPY平均スプレッド | 1.9pips | 0.2pips |
EUR/USD平均スプレッド | 1.7pips | 0.2pips |
GBP/USD平均スプレッド | 2.0pips | 0.5pips |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.9pips | 0.4pips |
ボーナス | なし | なし |
最低入金額 | 1万円 | 10万円 |
HotForexもスプレッドが非常に狭い海外FX業者です。海外トレーダー向けの口コミサイトで評価が高く、運営歴は8年とそこまで長くありませんが、信頼性が高いと判断できます。ロスカット水準も低いので攻めたダイナミックな取引も可能です。
海外FXスプレッド最狭ランキング第7位ミルトンマーケッツ
米ドル円平均スプレッド (手数料込み) |
0.30 (1.10) |
---|---|
取引手数料 | 片道4.0ドル |
最大レバレッジ | 800倍 |
初回最低入金額 | 2万円 |
最低取引通貨枚数 | 1000通貨 |
ロスカット水準 | 100%以下 |
ボーナス | 定期的に開催 |
MiltonMarketsはハイレバと約定スピードが高評価の海外FX業者です。ボーナスも定期的に開催しているのも魅力ですが、ロスカット水準が100%以下というところは注意が必要です。それ以外は親会社が破綻しているという過去はありますが、むしろそのピンチを切り抜ける対応力もあり、優秀な運営を続けるFX業者です。
スプレッドは狭いがDD方式の可能性が高い海外FX業者
海外FX業者は、NDD方式とDD方式どちらかの取り引き方式を採用しています。
海外FX業者を介さずに市場と取引する方式のこと。業者を介さないので透明性が高い取引と言える。
海外FX業者を介して市場と取引する方式のこと。業者を介すので不正が行われる可能性もゼロではない。
ランキングに掲載した海外FX業者よりも、スプレッドがさらに狭い海外FX業者もあります。
しかし、そういった海外FX業者はNDD方式と謳っているにも関わらず、DD方式の可能性が高いです。
海外FX業者 (ECN口座) |
取引手数料 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | カナダドル/円 | ユーロ/米ドル | 豪ドル/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GemForex![]() |
無料 | 0.10 | 0.50 | 1.0 | 1.10 | 0.80 | 0.10 | 0.80 |
is6.com![]() |
無料 | 0.80 | 1.10 | 1.50 | 1.40 | 1.40 | 0.70 | 1.0 |
XLNtrade![]() |
無料 | 1.0 | 1.0 | 3.0 | 4.0 | 3.50 | 1.0 | 2.0 |
※表は左右にスクロールできます
特に、GemForexは海外FX業者の中でもスプレッドはもっとも低いと言えます。
しかし、国内FX業者と同じように、DD方式の可能性が高いので市場と直接取引するのではなくFX業者を介して取引するのでスリッページが起きる可能性が高くなります。
現役トレーダー
スプレッドで海外FX業者を選ぶときの基準
ここでは、スプレッドで海外FX業者を選ぶときの基準について解説していきます。
自分に合ったスプレッドの大きさで選ぶ
スプレッドで海外FX業者を選ぶときは、自分に合ったスプレッドの大きさを提供しているFX業者・口座タイプを選ぶようにしましょう。
同じFX業者でも、口座のタイプによってスプレッドの大きさが異なるので注意が必要です。
- 初級者→スプレッドが比較的広いFX業者・口座タイプを選ぶ
- 中級者・上級者→スプレッドが狭いFX業者・口座タイプを選ぶ
まだFXの取引に慣れていない初級者の方は、スプレッドが比較的広い口座で取引を行うことがオススメです。
取引に慣れている中級者・上級者の方はスプレッドの狭い口座で積極的に取引を行っていきましょう。
取引を行う通貨ペアのスプレッドで選ぶ
同じFX業者・口座であっても取引を行う通貨の組み合わせによっては、スプレッドが異なります。
「スプレッドが狭いから選んだのに、実際に取引を行う通貨ペアのスプレッドはそれほど狭くなかった」ということも考えられるため、口座の開設をする前に自分が取引を行う通貨ペアのスプレッドが狭いかどうかの確認をしっかり行いましょう。
約定率の高さで選ぶ
スプレッドで海外FX業者を選ぶときは、約定率が高いかどうかも確認しましょう。
約定率が低いと、スリッページが起きる可能性が高くなってしまい、希望のタイミングで取引を行うことができなくなってしまします。
そのためスプレッドでFX業者を選ぶときは、スプレッドだけを見るのではなく、約定率の高さも確認するようにしましょう。
FP飯田さん
スプレッドは狭いが初回入金額が高額な海外FX業者
海外FX業者の中で、スプレッドが非常に狭いVIP口座というものを用意している会社もあります。
しかし、VIP口座はスプレッドは非常に狭いのですが、初回入金額がかなり高額なため、開設ハードルは高めです。
現役トレーダー
海外FX業者 (ECN口座) |
初回入金額 | 取引手数料 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | カナダドル/円 | ユーロ/米ドル | 豪ドル/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Tickmill![]() |
500万円以上 | 片道1ドル | 0.20 (0.40) |
0.70 (0.90) |
1.10 (1.30) |
0.90 (1.10) |
0.90 (1.10) |
0.20 (0.40) |
0.40 (0.60) |
Traders Trast![]() |
200万円以上 | 片道1.5ドル | 0.40 (0.70) |
0.50 (1.02) |
0.90 (1.42) |
1.0 (1.12) |
0.90 (1.12) |
0.30 (0.82) |
0.50 (0.92) |
AceForex![]() |
550万円以上 | 無料 | 0.80 | 1.20 | 0.70 | 1.30 | 1.30 | 0.70 | 0.80 |
※表は左右にスクロールできます
ただし、上記3社のうち、AceForexはDD業者の可能性があるので注意が必要です。
海外FXのスプレッドが広い理由
海外FXのスプレッドが広いのは、取引方式に理由があります。海外FXはNDD方式、国内FX業者はDD方式という取引方式を採用しています。
簡単にNDDとDDを比較すると次のようになります。
項目 | NDD方式 | DD方式 |
---|---|---|
FX業者の介入 | なし | あり |
FX業者による取引操作 | 不可能 | 可能 |
取引の透明性 | 高い | 低い |
FX業者の利益 | スプレッド(手数料) | 顧客の反対売買 呑み行為など |
スプレッド | 広い | 狭い |
国内のDD方式は、FX業者を介して取引をする方法で、FX業者は顧客と 相対取引をして利益を得ています。(顧客の9割は損をするので、反対売買や呑み行為をすることでFX業者が儲かる仕組みです)
つまり、スプレッドをいくら狭くしてもFX業者は利益を出せる仕組みとも言えるわけです。
一方でNDD方式はスプレッド自体がFX業者の利益になる取引方法なので、スプレッドは当然広くなってしまうのです。
海外FX業者はスプレッドが広めという反面、FX業者を介さないので取引に透明性があるというメリットもあります。
国内のDD方式は、FX業者を介してしまうのでFX業者が取引をいくらでも操作できてしまうというのがデメリットです。
海外FXよりも国内FXの方がスプレッドは狭いがスリッページを起こす可能性
海外FXと比べると、国内FX業者のスプレッドは狭いのですが、次のような場合で取引が滞りスリッページ(注文価格と約定価格が離れる約定遅延)が起こる可能性が高いです。
- 急激な相場変動
- 流動性の低い通貨の取引
現役トレーダー
また、スイスフランショックやリーマンショックといった急激な相場変動では長時間取引できなくなり、ロスカットが発動せずに口座がマイナスになってから約定してしまうということも起こり得ます。
しかも、国内FX業者はゼロカットシステムがありません。海外FXで借金するということはありませんが、追証がある国内FXでは借金を作ってしまうことがあるのです。
スプレッドが狭い海外FX業者はスキャルピングにおすすめ
海外FXでスキャルピングをやるのであれば、スプレッドが低いNDD方式のFX業者がおすすめです。
- 取引方式がNDD方式
- スプレッドが低いENC口座
NDD方式でないと、発注から注文が市場に届くまでにタイムロスが発生するのでスリッページ(注文価格と約定価格の差)が起きやすくなります。
また、スプレッドが広いと超短期売買を繰り返すスキャルピングでは手数料がかさんでしまいます。
現役トレーダー
海外FXスプレッド18社で徹底比較!監修者の感想
ファイナンシャルプランナー飯田道子さん
FP飯田さん